NORIKO （アストロジェミナス）さんにインタビューしてみました！

小学生の頃、初めておまじないの本を手にしました。
少女向けのライトな内容で、子どもの手のひらで読めるようなかわいらしい本でした。
まだ実家の本棚に飾ってあります。

私が生まれる半年前に亡くなった、「祖父の生まれ変わり」と周囲の人たちに言われて育ったため、自然と神秘的な世界が身近に感じられていたのだと思います。

当時ブームだった占いの月刊誌はすべて読んでいました。毎月何度も何度も読み返しました。

当時はネットもありませんし、テレビも子供部屋に無い時代でしたので、じっくりとこの世界を楽しんでいたように思います。

その過程で、自分でホロスコープを作るようになりました。

当時は占星術ソフトというものがありませんでしたので、天文暦とにらめっこしながら、手書きで必死に作りました。
その後も四柱推命やら手相やらいろんな占いに接しましたが、一番しっくりくるのはやっぱり西洋占星術でした。

田舎に住んでいますので、夜空の星たちは特別な存在ではなく、日常と共にあるもの。
それが、私と西洋占星術の距離をさらに縮めていったのだと思います。

西洋占星術とタロットカードを使った総合メール鑑定です。
対面では、手相を観たりもします。

西洋占星術でその人の資質と大まかな運気を。

そしてタロットでは短期的な流れと鑑定依頼の中に登場する人物の心の裏側を探ります。
タロットはライダー版を使用しています。

星とカードから導き出したものを私なりの言葉でお伝えしています。

現実的な鑑定を心がけています。

占いは占い師の価値観も出やすいので、なるべく客観的な視点でお伝えするようにしています。

占い依存を避けるため、必ず「ご自身で考えていただくこと」をゴールに設定します。
そうすることで、「占い師に言われたから」と、受け身での行動ではなく、主体的に鑑定結果を捉え、納得して行動が起こせるようになります。

行動を起こすと結果が出ます。

ここで初めて、「占いを活用する」という、理想的な占いとの付き合い方が成立します。
となると、私はあくまで「伝道師」であり、神様でも教祖様でもありません。
その人の人生の歩みの邪魔にならないよう、そして心を傷つける表現を用いないよう、常に自分に言いきかせています。

まず「なぜ悪い内容になったのか」を考える必要があります。

「結果」だけに囚われていると、本当にその通りになります。

「悪い内容」に至るまでの道筋。そして、悪い方向にいかないよう自分で調整していくという、主体的な行動が必要になります。
本来、占いはここまでをセットにする必要があると思っています。

また、恋愛ではとかく「彼との恋愛を成就させたい」という願望のみでご依頼される人が多いですが、どの占いでも良い結果にならない…という場合は特に、根本的な所が見直していくこともおすすめします。

相手が不誠実であったり、自分の心が正しくなかったり、アンバランスな力関係であったり。

「一緒になっても幸せにはなれないですよ」と教えてくれるのも占いです。

そこに逆らって行動を起こしても、満足のいく結果には至りません。
原因と結果はセットです。占いに振り回されないために、自分の行動や考え方を積極的に変えていくと良いでしょう。

いろんな方がいらっしゃって、お一人お一人にドラマがあります。

強い悩みを抱えていらっしゃる方が、根気強く占いに向き合われて、少しずつ行動をされていました。

ある日、思い切って環境を変えることを決意され、結果的にご本人にも、そしてご本人に関わる人たちにも良い着地点を得ることができました。
その報告を受けた時は、とても嬉しく感じました。

また、国内外の方から依頼を受けますが、物理的に会えない方に対しても、文字のやりとりで可能になります。

私の鑑定を印刷し大切に持ち歩いている方も多いです。

ずっと匿名でやりとりをしていたら、メディアで活躍されている方だった！ということも。ご活躍をリアルで見ることができた時は、このお仕事をしていて良かったと改めて思いました。

文字の力はとても強くて、その人を支えることもできる一方で、その逆もあるかもしれない。これからも言葉の力を信じ、大切に使っていこうと思いました。

安定して好きなことは「食べること」です。
友人とランチをしたり、飲み会をしたり。
楽しく食事ができる人は、私にとって大切な存在です。

料理も好きです。牛骨をコトコトとまる１日かけて煮て、だしを取る。
大きな魚１匹を相手に格闘する。
そんな無心になれるメニューがお気に入りです。

今、限定のブームは、ドラマ鑑賞です。ＮＨＫの朝ドラは毎日欠かさずみています。
習慣なので、ブームとは言えないですね（笑）
日常の中にちょこちょこと楽しみを入れていますが、やっぱり「仕事が趣味」にたどり着いてしまいます。

運が悪いときというのは、「余計なものが入り込んでいるとき」と、捉えることができます。

運を良くしたいために、お守りやパワーストーンをいくつも身に着けたり、誰かにお祈りしてもらったりというのはあまりオススメしません。

もちろん、自分が元気になるのであれば、その方法もありですが、最初にすることは「リセットさせる」ということです。

リセット方法は、塩風呂に入ったり、掃除をしたり、旅に出たり。
ファスティングも良いです。
頭をからっぽにすることで、次に進めます。

「リセット」に力を入れることで、その後のいわゆる「開運のおまじない」が吸収しやすくなります。

人はみな、簡単に自分に魔法をかけることができるのです。
占いも上手に使えば、強力な「リセット」になります。